青木マダガスカルです。「みなさんのおかげでした」が終わってしまいますね。自分の場合、テレビといえばお笑いというところがあり、特に「みなおか」は好きな番組だったので残念です。
今回は教材と日常における英語の違いについて書きます。
綺麗な英語は特殊
『CNN ENGLISH EXPRESS』の英語は、プロが話しているので基本的に綺麗です。ニュース部分では臨場感のある雑音が入っていますが、ナレーターが記事を朗読している箇所については環境音が排除されており、非常に聞き取りやすいです。これはある意味、特殊といえます。
日常英語は何でもアリ
英語圏では色んな英語が飛び交っています。日本語に置き換えてみると明らかなように、ネイティブですら綺麗で誤りのない英語を話しているとは限りません。癖、性格、気分、知識量など、言葉を形成する要素は沢山あります。
個人的には、そうした話者側の要因と自身のリスニング力を切り分けて考えることで、気楽に会話できるようになりました。後者を広くとらえれば、話者の特性を把握し脳内で補正する能力も含まれるでしょうが、いずれにせよ、必ずしも聞き手側にだけ原因があるわけではないのです。
好みや相性の問題もある
僕が苦手なのは、スピードの変化が急だったり感情の起伏が激しかったりする話者です。聞き流すつもりはないのに、なかなか声が頭に入ってきません。
また単純に声が小さい、滑舌が悪いといった場合も、リスニング難度は上がってしまいます。『CNN』のような教材ではまず遭遇しない状況ですが、日常ではよくあります。
こうした話者側の要因に十分慣れるために、今回、素人へのインタビューを扱った『リスニング難度A+』という本を買ってみました。これはTOEIC対策というより広い意味での耳レベルアップ目的ですが、スポーツでいう高地トレーニングのような効果はあるかもしれません。楽しみながらやっていこうと思います。