こんにちは。美容外科医のかじやまです。
お盆休みはゆっくりできたでしょうか?
美容外科は基本的に世の中がお休みの時ほど忙しい業界なので、今年は7月から札幌出張を交えつつ、20日近く連勤してました!もちろん、強制ではなく自ら休日に出勤して手術しています(笑
毎日顔周りの細かい手術から豊胸など大きな手術まで担当させていただいていますが、今回ご紹介するのは経過観察にいらっしゃった下半身脂肪吸引のお客様です。
下半身がどうしても痩せない
20代の学生さんで、最初は半年ほど前に下半身の脂肪吸引のカウンセリングにいらっしゃいました。
とても綺麗な方で、お顔~上半身はすっきりされていますが、その印象からは意外なほど下半身には脂肪がついていて、
ダイエットしても下半身は痩せないということでした。
アメリカではそういう体型の方をよく見かけていましたが、日本人だと少し珍しいタイプかと思います。
ダイエットでも取れない下半身の脂肪
それがコンプレックスで自分に自信が持てないとおっしゃっていました。ダイエットでも取れないのなら、いつかは脂肪吸引をしたいと思っていたそうですが、どうせやるならダウンタイムのとれる学生のうちに!と思い立ったそうです。
脚については、一人ひとり骨格も違えば、筋量、脂肪の沈着量も違い、理想とする脚のラインも違うため、デザインが非常に重要になってきます。
一人ひとりの脚の特徴や希望を踏まえ、こんな感じでデザインを行っていきます。
手術は痛みをなくすための背中の麻酔(硬膜外麻酔)を併用し、眠るお薬を点滴から入れてい来ます。
その間に、先ほどのデザインの沿って脂肪を吸引していきます。
この方の場合は4000ccちょっとの脂肪を吸引しました。
自分に自信が持てるようになって
先日、その方が術後6ヶ月目の経過観察にいらっしゃいました。一緒に術前と術後6ヶ月のお写真を確認していただき、しっかり細くなったことに喜んでいただけました。
変化がしっかり出ていたことも嬉しかったですが、最後、お帰りになる前に「あの時は特に将来の目標とかもなかったんですけど、下半身が細くなって、自分に自信が持てるようになったんで、結局CAの内定もらったんです。」と笑顔で教えてくださいました!
脂肪吸引で前向きになれたということだけでも本当に嬉しいことですが、それをきっかけに目標ができ、それも達成されたというのは何より嬉しかったですし、この仕事をしててよかったと思える瞬間でした。
ただ…
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