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「第6回」ゴールが近づくとエネルギーが落ちる!?~ゴール設定の奥深さ①~ 菊池教泰

コラムニスト: 菊池教泰
コラム :いつ何時だって最高だ!(最初のページから読む

前回は、過去の記憶が今のコンディショニング(前提となる枠組み・条件づけ・思い込み)を決めており、人は放っておくと過去に生きてしまうという話でした。
前回記事はこちら

そこで今回は、過去の繰り返しではなく、新しい未来を切り拓いていくためにはどうしたらよいか?について、お話ししていきたいと思います。

これには「ゴール設定」が、大きな役割を果たします。

ゴール設定は、「第2回」何で目標(ゴール)を持たなきゃいけないの?~目標設定が必要な理由~でも説明しましたが、実はもっともっと奥深いものなのです。

まずは今までの復習から入ってみたいと思います。

ゴール設定により認知が変わる

この世の中は情報で溢れています。
それらの膨大な情報を、人間は全て把握しているわけではありません。
人間が把握できる情報は、ごく一部だけです。

これはどんなに頭が良い人でも、脳の仕組み上、同じです。

では、いったい何を基準に情報を「把握=認知」しているのか?

答えは「今の自分にとって重要な情報」です。

脳は今の自分にとって重要な情報のみ認知するよう、「フィルタリング」しているのです。

このフィルタリングされたものが、見えているけど見えていないもの、すなわち盲点(スコトマ)です。

そして、このフィルタリングシステム自体のことを「RAS(ラス:網様体賦活系)」と呼んでいます。

今の自分にとって重要な情報しか認知できないということは、そのままだと「昨日もしくは今日大事なものだけしか認知できない」ことになります。

また、未来ではなく、「過去と現在において重要な情報しか認知できない」ともいえます。

そこで、新しい未来を切り拓いていくためには、今の自分にとって重要なものを変える手段が必要です。

それが「ゴール設定」なのです。

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この記事を書いた人

菊池 教泰

あらゆるみなさまの心と向き合い、その人らしく輝くための目標達成のお手伝い・サポートを「こころの教育家」として行っている。

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