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「第9回」あなたは何に慣れてしまったのか!?~ゴール設定の奥深さ④~ 菊池教泰

コラムニスト: 菊池教泰
コラム :いつ何時だって最高だ!(最初のページから読む

前回は「達成方法がわからないゴールを、一体どのように達成するのか?」というお話しで、答えは、

「無意識が手段を開発する(invent on the way)」

というものでした。※前回記事はこちら

今回は、達成方法がわからないゴールに向かう過程で起こる、「マインド(脳と心)のからくり」についてお話ししていきたいと思います。

違和感を覚える

みなさんは何かに対して、「違和感を覚える」という経験をしたことがありますか?
ある、という方は、どんな時に違和感を覚えたでしょうか?

これは「今、目の前にある現実」と「本来あるべき姿」が異なる時に起きます。

人は、ものごとに対して「本来あるべき姿=自身の無意識の中で蓄積された情報」を持っており、それを判断の拠り所としているのです。

そこで、「今、目の前にある現実」が「本来あるべき姿」と異なる時に、違和感のような形で意識にのぼってくるわけですが、この違和感は「本来あるべき姿に戻そうするエネルギー」から生まれているのです。

本来あるべき姿に戻そうするエネルギー=「認知的不協和」から生まれる

どういうことか。
例えばみなさんが引越しをしたとします。
そして、引越し当日の新しい部屋は、荷物が入っている段ボールの山。

当然みなさんは「段ボールの山を何とかしよう」として、段ボールを開けて、荷物を取り出していくことでしょう。

これは「新しい部屋」という「本来あるべき姿」に、段ボールが山積みという状況が相応しくない状態だからこそ、何とかしようとする意識が働くわけです。

この「何とかしよう」というエネルギーは、「本来あるべき姿に戻そうするエネルギー」から生まれています。

別の言い方をすると、「今、目の前にある現実」と「本来あるべき姿」が乖離していて、不協和を起こしている状態ともいえます。

これを「認知的不協和」と呼んでいます。

この認知的不協和が、「何とかしよう」というエネルギーを生み出しているのです。

「不協和」が「協和」になるとエネルギーを失う

そこで、先ほどの引越しの例に戻りましょう。

引越し当初は、段ボールを何とかしようと片づけていたわけですが、仮に段ボールが山積みの状態が数日から数週間も続くと、何が起きるでしょう。

「片づけようとするエネルギーを失ってしまう」のです。

段ボールが山積みの状態を「本来あるべき姿」として無意識が受け入れてしまい、その状態に「慣れてしまった」のです。

不協和が「協和」になったことで、エネルギーを失ってしまったといえます。

自分は何に慣れてしまったのか!?

エネルギーとは、人を行動させ、成長を促す大事なもの。

しかし、上記の例の通り、状況に慣れてしまったら、仕事でもスポーツでも学校の成績でも、「今以上になろう」というエネルギーは生まれません。

「自分は何に慣れてしまったのか」。

この慣れが、今の自分を現状に押し留めているのです。

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この記事を書いた人

菊池 教泰

あらゆるみなさまの心と向き合い、その人らしく輝くための目標達成のお手伝い・サポートを「こころの教育家」として行っている。

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