前回は「そのゴールは強い感情が沸き起こりますか!?」というお話しでした。
※前回記事はこちら
今回は、「夢を追いかけて、もし叶わなかったらどうするの!?」というお話です。
五輪金メダリストは一人しかなれない
タイトル通り、よく「夢を追いかけて、もし叶わなかったらどうするの!?」という声を聞きます。
スポーツの例でいうと、五輪金メダリストは一人しかなれない。
全世界で一人しかなれない、そんな確率の低いものにエネルギーを費やすのは無駄じゃないか。現実を見てさっさと仕事だけすれば良いのに、などという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここで大切なことは、
「その夢=遥かなゴールがあるから、大きく自身を成長させることができる」
という点です。
人生は真のゴールを探す旅である
仮に達成できなかったとしても、ゴールに向かう途中で、自身は確実に「成長」しています。
ゴールを目指して大きく成長し続けた結果、今までゴールだと思っていたことがゴールではなくなり、より視点(抽象度)の高いゴールに気づく。
これは「最初のゴール」があったからこそ、人生をかけて臨むような「新しいゴール」に気づくことができたのです。
最初のゴールを決めた段階では、気づかなかったゴールなのです。
いわば「真のゴール」といえます。
だから、小さい時からゴールを持つのは、大切なことなのです。
自身を成長させ続けたから、真のゴールに気づく。
人生はこのように、ある意味「真のゴールを探す旅」なのだと私は思っています。
だからこそ「ゴールを持つ大切さ」について、色々な角度からこのコラムでお伝えしてきました。
自分をどんどん高めて成長させていくことで、
『昨日描いたゴールは、今日なくてはならないもの』となり、
『今日描くゴールは、明日へのチャンスをつくっていく』のです。