前回は「夢を追いかけて、もし叶わなかったらどうするの!?」というお話しでした。
※前回記事はこちら
今回は、「あなたがフォーカスしているのは『困難・障害』?それとも『望むゴール』?」というお話です。
人は見ている方向にいってしまう
第15回のコラム、
「そのゴールは強い感情が沸き起こりますか!?~ゴール設定の奥深さ⑧~」にて、「人は心の中を多く占めている映像(ドミナントピクチャー:支配的な映像)に引っ張られてしまう」ことをお話ししました。
これは自身の「心の中の映像」だけではなく、「物理的な映像」にも同じことがいえます。
例えば、車を運転していて、左に曲がろうとしているのに、右を向いていては、当然曲がれないですし、事故を起こしてしまいますよね。
しかし、これは当たり前だと思うのに、普段の生活の中で私たちは「行きたい方向(望むゴール)」ではなく、「行きたくない方向(困難・障害)」ばかりを見てしまうことが多いのではないでしょうか?
「これは大問題だ」「大変困難だ」「とてつもない障害だ」・・・
こういったことばかりを見ていたら、どうなるでしょう。
そうすると当然、「行きたくない方向(困難・障害)」に向かって、さらに突き進むことになります。
常に「望むゴール」にフォーカスし続けること
たびたび、このコラムでも述べていますが、
●ゴール設定とは、自身を成長させ、行動させるための「エネルギー」を創り出すものです。
言葉を変えると、
●人がエネルギーに満ち溢れた状態で、自分を変革しながら突き進んでいけるのは、「自身のゴール(夢)」のためなのです。
最初は「望むゴール」にフォーカスして始めたことが、いつのまにか途中でぶつかる「困難・障害」にフォーカスし続けてしまう。
結果、「困難・障害」の方向へどんどん向かっていくこととなり、「エネルギーを失ってしまう」。
これは私も含め、本当によくあることです。
ですから、「困難・障害」にフォーカスするのではなく、「望むゴール」にフォーカスし続けること。
これをご覧のみなさまには、「自分の望むゴールは何なのか?」を常に思い出し、フォーカスし続けて頂ければと思います。