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「第25回」“モチベーションを高めないといけない”は本当!?~自己評価と達成力⑥~ 菊池教泰

コラムニスト: 菊池教泰
コラム :いつ何時だって最高だ!(最初のページから読む

前回は「人は自分の扱い方を他人に教えている!?~自己評価と達成力⑤~」というお話しでした。
※前回記事はこちら

今回は「“モチベーションを高めないといけない”は本当!?~自己評価と達成力⑥~」というお話です。

モチベーションとは?

よく経営者や管理職層、そしてスポーツ指導者の方々から「部下や選手のモチベーションを高めないといけない」というような言葉を耳にします。

このモチベーションという言葉は、日本語でよく「動機付け、やる気」と訳されますが、動機付けに関しては、

「内発的」
「外発的」

の2つがあると考えられています。

モチベーションを高める必要があるというのは、どういう状況なのでしょうか。

モチベーションが必要ということは、「内発的:自分がやっている(自己責任がある)」ではなく、「外発的:他人からやらされている(自己責任がない)」ということを疑うべきです。

そして、自身のゴールは何なのか?を再考する必要があるでしょう。

この「2つの動機付け(内発的、外発的)」については、以前のコラムで2回に渡って書きましたので、ご覧頂けたらと思います。

●第12回コラム
●第13回コラム

モチベーションが必要なのは、やりたいことをやっていないから!?

モチベーションについて、さらに深堀りした内容を

拙著「あなたのゴールを達成する!/開拓社で、記載していますので、下記に引用したいと思います。

“「モチベーション」という言葉ですが、「モチベーションの高め方」等のセミナーも多いので、みなさんもよく耳にする言葉の一つかもしれません。

実は、私たち認知科学コーチングを学んだコーチには、「モチベーション」という概念がありません。

例えば、みなさんはゲームや読書、楽器の演奏等、何でもけっこうなのですが、時を忘れるほど夢中になった経験はありませんか。

あった場合は、そのときにモチベーションということを考えたでしょうか。

逆になぜ、今からやろうとするそのことに対して「モチベーション」が必要なのでしょうか。

「モチベーションが必要」ということは、「やりたいことをやっていない」ということを意味しているのです。

ただ、「そうはいっても、人間は飽きる生き物なので、最初は夢中になっていても、そう長続きはしないよ。だからモチベーションは必要なんだ」という声もあるかもしれません。

では、例えばみなさんが普段、当たり前に行っている「歯を磨く」ときに、「モチベーション」が必要となるでしょうか。

普通、当たり前に行っているので、そのようなことを意識したことがないにちがいありません。

このことからも、「モチベーションが必要」ということは、その対象が「みなさんにとっての当たり前になっていない」ということがいえます。

特に仕事において、「モチベーションが必要」という場合、みなさんは一体なぜその仕事をしているのか、自身の「ゴール」を一度振り返ってみてほしいと思います。

引用:超一流アスリートのマインドを身につけて あなたのゴールを達成する!
菊池教泰 著”


この記事を書いた人

菊池 教泰

あらゆるみなさまの心と向き合い、その人らしく輝くための目標達成のお手伝い・サポートを「こころの教育家」として行っている。

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