ゴール設定は「物事の重要性が変化する」第一歩
「今まで重要だと思っていたこと」が急に重要じゃなくなったり、逆に「今まで重要じゃなかったこと」が急に重要になったり、ゴール設定は「重要性に関わる認知に変化を及ぼす」のです。
今まで問題だと思っていたことが、新しいゴールを設定することで問題ではなくなり、新しい問題が出てくることで「問題自体が変わってしまう」こともあるわけです。
ゴールがあるかないかで大きな差が現れてしまう
ゴールがあるかないかで、ほんのちょっとした行動の差や、判断の差が出ることになります。これがけっこう大きな差となって、現れてしまうのです。すべては「自分のゴール設定次第」といえます。
最後に、パーソナルコーチングという、私と1対1のセッションを行ったクライアントさんから、その実例をご紹介したいと思います。
別に私のパーソナルコーチングを受けなくても、このようなことは十分みなさまに起こりますので、ぜひ自分事として捉えて頂ければ幸いです。
「ゴールを決めたことで認知が変わった!」30代前半 営業職
菊池さんとのセッションの中で「高級タワーマンションの最上階に家族と幸せに暮らす」というゴールを設定しました。
この設定をした直後、「うん? 待てよ? このままの状態で、はたして自分は高級タワーマンションの最上階に住めるのだろうか?」と自分に対する問いかけが始まりました。
その答えは、もちろん「No」です!
当然稼ぐということも必要ですが、そもそもサラリーマンと言う立場で、このゴールを達成できるのかすら、疑問に思い始めました。
結果、仕事を辞める事まではしませんでしたが、働くことへの考え方や意欲は、以前の自分とはかけ離れた意識の中で仕事をするようになりました。
ゴールを設定したことで、まさに認知が変わった瞬間でした。
もし、自分が社長だったら、今の自分にそれだけの給料を払うにはどうしたらいいのか?
すぐに、現状の会社の売り上げを調べ、収入と支出のバランスを確認し、自分の日々の行動に落とし込むことにしました。
以前までは、トラックのドライバーでしたが、今は営業マンとなり、会社全体としての売り上げを上げることで、自分の給料がアップするようがんばっております。
そうすることで、結果、給与が前年度2倍となりました!
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