前回は「言葉は魔術!?~自己評価と達成力⑪」というお話しでした。
※前回記事はこちら
今回もまたセルフトーク(内声言語、自己対話)についてで、「自らと親友になる!?~自己評価と達成力⑫」というお話です。
大事なのは自らと親友になること
大事なことは、「自らと親友になる」ことです。
親友が失敗したとき、「バカ野郎」などという言葉をかけるでしょうか。
親友に接するときのように、失敗したときは「あなたらしくないね」、成功したときは「さすがだね」というセルフトークを自分自身に心がけたいものです。
ちなみにセルフトークの話の冒頭でも述べたように、セルフトークには「他人に語りかける言葉」も含まれます。
こちらも口に出す、出さないを問わず、そうなのです。
嫌いな相手のことを考えたり、他人を蔑む悪口を言うことは、脳が自分と他人を区別できない以上、結局「みなさんのエフィカシー(ゴール達成能力の自己評価)を下げ」ますし、その結果、「みなさんにとってのマイナス」となってしまうのです。
こんなもったいないことはありません、気をつけたいものです。
ここまでセルフトークについて述べてきましたが、では意識しないとセルフトークは一体何で決まってくるのか。これは「他人の評価」から来るといわれています。
学校の先生や親に、ずっと低い評価で見られ続けてきたせいで、セルフトークがマイナスになりがちだったとしても、現状を変えることができるのです。
また、大人である現在も、会社の上司に低い評価を受け続けているせいで、セルフトークがマイナスになりがちだったとしても、それでも現状を変えることができるのです。
セルフトークとは「自分の評価を自分でつくり直す」ためのツールであり、「他人の評価は関係ない」のです。