ボクシング映画を作る!14週目。秋雨前線で雨の日は続くが合間合間でロードワークも続けている。始めたばかりの頃は2~3kmと言っていたが、今は週3日5km走っている。だいぶ余裕が出てきたし、身体もどんどん軽くなっている。しかしながらプロは週5日10kmだからまだ半分にも満たない。少しずつではあるが距離も伸ばしてプロの体力を身に付けねば。
ミットは難しい
あと雨の日は室内でミット打ち。ジャブもストレートも単体であれば精度もだいぶ上がってきたが、ワンツーとなった途端に精度が落ちる。まだまだ頭の中でのチェック項目が多い。もっと身体に染み込ませないといけない。
前回紹介したラウンドタイマーというアプリで筋トレやシャドーも行なっている。
腹筋も少しずつ強くなってきたが、心配なのは昔からみぞおちが硬く、やはり工藤に叩いてもらうと異常にみぞおちが弱い。みぞおち 硬いで検索すると「みぞおちが硬い人は性格が悪い」と昔から言われているらしい。困ったものだ。ボクシングでそんなことが露呈するとは。
そんなに性格悪くないはずなんだけどな。
柔らかくするためマッサージや横隔膜を鍛えてるんだけど、誰かもっと良い方法を知っていたら是非教えてほしい。
10.22
台風、選挙、村田選手の試合。
すべてが重なった今日、村田の試合までの時間に脚本を進めつつ、僕らはある一つの意志を明確にしようとしていた。
それは”僕らは何故、今この時代にこの作品を世の中に発信しようとしているのか?”ということ。
ストーリーが進めば進むほど登場人物の意志は明確になる。
村田選手の試合での”チャンピオンを目指すものの覚悟の言葉”は僕らがまさに主人公に与える試練であった。
僕らはボクシング界の素晴らしい選手たちの結果だけでなく、その過程を細部まで追いかけていく。
その上で今、この時代に生きるすべての人達に何をどのように伝えたいか?
映画の脚本の場合、肉体を通して走りきった後に見えてくるのではなく、物語を作るという創作の力でまずは走り切らなくてはならない。
偉大な作家さんの企画書とかみるともう言葉が綿密で半端ない。
問題は山積みのようだ。
嬉しいことにあと1時間ほど経てば吉田師匠が来てくださる。綿密という時間をしっかりと集中して挑みたい。
そして、一つ一つを早急にクリアしていきたい。すべてがずっと待ってくれているわけじゃない。
僕らはあきらめたら全てが終わる覚悟で挑むつもりだ。