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すべて再建 宮内勇輝

チャレンジャー: 宮内勇輝
目標 :「ボクシング映画」を2人で脚本、監督、出演で撮りたい(最初のページから読む

ボクシング映画を作る35週目。
工藤がいない今、求められるのは僕自身のこの企画への意志。100%僕。

以前は50%ずつ保有していたものが、全て僕次第。
企画、脚本を見直してもやはりそこには工藤の意志が存在している。もちろん、そのまま意志を引き継いでいけるものもあるが、ボクシング経験者である彼がいないことから、大幅に変更していかなくてはならない。そう思った。

こうなることでわかったのは、
自分に対しての甘えや怠慢を隠せないことの事実。もちろん隠すつもりもないけど、認めざるを得ない状況はやはりヒヤッとする。今まで如何に考えないで勘だけで生きてきたか?が露呈する。正直を言えば愕然とする。

だけど、
その1時間後には「よし、じゃあ一つ一つ成長できるね!」ってなる自分にも驚いている。

代打、俺

代打、俺。

このセリフを言えるのは選手兼監督である人にしか言えない。
これ元ヤクルトの古田敦也さん以来ではなかろうか?
自分で言っておいてちょっと面白いなと思ってるのだけど、実際問題はかなりシビアな状況だ。

主演、俺。

そう決めた。

しかしだ。そもそも工藤がボクシング経験者であるからこその企画だったのに今や人にパンチを当てた事も当てられた事もないズブの素人が、一から気合い入れて鍛え上げるのだ。これは信頼を得るためにもとんでもない努力の成果を披露しないといけない。

善は急げと今、ロードワーク、筋トレ、ジムでのトレーニング、そして色んな選手のトレーニング映像を見ながら感じ取って自主練をしている。

少しずつ良くなっているものの、ジムのトレーナーでありプロ?元プロ?であり俳優仲間の武田君とマスボクシング(パンチを当てないで対戦する)をやり、これでもかというほどコテンパンにやられた。
思い返してもどうしていいか全く分からなかった。

絶対強くなってやる!
良い目標ができた。

脚本も素人

こちらも前途多難な状況なのは否めない。
第一稿を書き上げたところでの大幅変更。
見返せばやはりここも工藤と僕の50%ずつのもの。

必要なのは100%僕。
ということで、今、書き直している。

構想はすぐに固まり、
プロット、あらすじを早急にと思って挑んでるが、第一稿の粗が出た部分と同じように、こちらの新企画でも出ている。
これは粗でもミスでもなく、
自分がただの脚本素人であるが故のものだと思う。もっと言えば俳優としても今まで脚本の読み込みが浅かったと言わざるを得ない状況。これはね、マジね、凹みました。
最近受けたオーディションでもその問題が露呈してたのに。

ということでこちらも例のごとく1時間経って「よし、じゃあ成長できるね!」と。

アドバイザーの吉田さんから、
今まで出演した台本を読み返してみると良いかもしれないとアドバイスをもらった。
ということで、過去の台本を読み漁っている。

所属している劇団の主宰フルタジュンにも質問してみて、何か脚本家の足跡が見えたのはとてもありがたい収穫だった。

と、
こんなボロボロの僕ですが、
不思議とこの機会を内心では、
めちゃくちゃ楽しんでいる自分がいる。

主宰に話を聞いている時に工藤も同席していた。工藤もまた自分の可能性に直向きだった。
それは僕としても大変嬉しい事だ。


この記事を書いた人

宮内 勇輝

俳優として人生を賭けた瞬間を演じ切りたい。そして釘付けになるような映画を作る為に奮闘中!

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