日曜日の午後
5日目の午後。
日曜日はボクサー達は休みだ。
ということもあって、
5日目の午後はみんなでキングサイズのモールへ行くこととなった。
そこでランチをしようという事だったが、
とても広い館内にはアミューズメントパークもあり、お休みモードのボクサー達も遊びたそうにしている。これは!ってことでちょっぴりアミューズメントパークで遊んじゃおうと。
いつも陽気な彼らだが、この日は休みなので余計に楽しそうにしている。
そして
ランチ。
定番のバーベキューチキン。
と、本場ハロハロを頂く。
なんだかもう、
マーティンさん引率の修学旅行のようだ。
これもまたとても大切な思い出。
デビュー戦
前回、前々回の記事がこの日の午前中からここまで。
3週にも渡って同じ日の事を書いている。
そして、
この後エロルデジムに戻り、試合の応援へと駆けつける。
エロルデジムの二階には大きなパーティ会場のようなだだっ広い場所があり、その中央にリングが作られていた。
自分が座った席からのリング。めちゃくちゃ近い。
ビックリしたのが、試合始まる前にリングアナに本日、日本から来たスペシャルゲストとして僕ら3人が1人ずつ紹介された。
まさか拍手を頂くとは驚いて恐縮。
さていよいよ試合が始まる。
実はこの日、一緒にロードワークも付き合ってくれたジェイのデビュー戦。
“今度の日曜日、デビュー戦なんだ”
と、シャイな彼が一緒に走りながら嬉しそうに話してくれたことがとても印象的で、
試合観戦することももちろん楽しみだったが、何よりも彼を応援したかったのだ。
試合は
なんと1ラウンド目からダウンを奪い、
そのまま猛攻を続け、
見事、1ラウンドTKO勝利!!
勢いのある対戦相手だったが、ジェイはしっかりと実力を発揮し、相手を見てタイミング合わせてダウンを獲りTKO勝利。
こんな間近で仲間が勝ったところを観たのは初めてだ。みんなも声を上げて大喜び。
試合終了直後にみんなで一枚。
その後
試合は7試合続き、
その全てを間近で見ていた。試合だけでなくセコンドの動きも。
ジムでも少しだけお話した、トトさん。
今はトレーナーだが彼もまた元東洋太平洋のチャンピオンだ。
今日は子供のボクシングデビュー戦でもあった。
全てじっくり観させて頂いた。
勝つか負けるかの世界。
お客さんが盛り上がる瞬間はもちろんダウンを奪ったり勝敗が決まった時で、それは闘鶏も同じなのだけど、それだけではなく、屈せず立ち上がる直向きな姿に興奮する、そういった瞬間は闘鶏にはない部分だと思う。
目に見えないその意思を感じることができた夜だった。
そしてこの後、
僕は偉大な方とお会いすることとなる。
いよいよ来週で振り返りも終わり。
そしてこれからの事をしっかりと書きたいと思う。