綿密
プロット書き共有した。そこから見えるネクストステージは、大雑把に進めたこの枠組みを綿密に選別、改編すること。
何を1番抽出したいのかを探る。
もっとタイトに伝わるように。
これは良い!と思って書いた部分もカットする覚悟を持って進む。
夜の散歩
再び自分と向き合う。
夜、一人で携帯片手にゆっくりと散歩する。
1kmくらいの道のりを約一時間くらいかけて歩いた。
ストーリーをぐるぐる頭の中で繰り返す。自分のやりたかったことが複雑になり、シンプルに伝わってないのはどこか?または安易に書き進めて全然足りてないのはどこか?
向き合って見えてきたらすぐに携帯のメモに書き込む。
部屋でもできることだけど、
通りすがりの誰かの会話が耳に入ってきたり、
街灯の明かりが視界に差し込んできて、立ち止まって眺めたり、
普段行かない公園のベンチに座って考えたり。
夜の散歩の良いところは、
そういう何の気なしに行動した先に、何かを思い出させてくれたり、ひらめいたりする瞬間がある。
夜の散歩。この時間がとても大切。
飛行機の航路みたいに
僕の脚本を書く過程にも航路がある。
ある地点を何個も通過して目的地へたどり着く。
ストーリーも同じく、通る場所そして目的地は決まっている。
だけど、
飛行機も僕の作業も天候にとても左右される。
風の強い日には大きく揺さぶられたり、遅くなってしまったり。
空には色んな気性の風があるのだろう。
それと同じように
僕も日々生活する中で色んな風が吹く。
あ、決して気性が荒いというわけではないです。
ただ、以前よりもその日の自分を信じるようにしていて、どうなるかわからないけど進んでみたら繋がった!というような日々を送るように心がけている。
いかに予定調和にしないか。
今週、また新たな風が吹き、
また初めての場所へと向かう。
この作品を磨けば磨くほど僕自身もどんどん変わっていく。