株式会社ROC代表取締役CEO/SNS・ITジャーナリストの坂本翔です。
11月21日付けで、神戸市と三田市にエステサロンを展開するRelax Time株式会社の取締役副社長に就任しました。
まずは神戸市北区西鈴蘭台店の経営を担当します。
当初この話が進み始めた頃、西鈴蘭台店を株式会社ROCで引き受けるか、別会社を設立して運営するか、という話だったのですが、この件に関わる全ての人の立場に立って考えた結果、上記のような決断が一番いい形だという判断に至りました。
この決断に至るまで、ROCのCOOやRelax Timeの代表をはじめ、多くの方に相談に乗っていただきました。自分の頭だけでは、この結論にならなかったと思います。感謝しかありません。
思い込みを自覚できたのがきっかけ
そもそも異業種に興味を持ち始めたのは、今年選出いただいた「注目の西日本ベンチャー」の会合の際、飲食事業で一部上場している「株式会社きちり」の平川昌紀社長のお話を伺ったのがきっかけでした。
平川社長のお話を伺って、自分は、「上場を通過点として視野に入れながら会社を大きくしていくのはIT系の事業でないといけない」という変な思い込みをしていたな、と自覚することができました。
今までの人生の選択の結果、たまたま出会った今の事業に一生を費やすと27歳の現時点で決め切るのは、自分の可能性を潰していることになるのではないかと考えるようになりました。
これは講演の場など至る所でいつもお話していることですが、僕は事業にこだわりがありません(もちろん事業ごとにビジョンは持ってやっています)。
だから、チャンスがある限り何でも挑戦してみたいと思っています。
会社は社長の器以上に成長しない
株式会社ROCは、設立から1年10ヶ月が経ち、メンバーも11名になりました。
当然まだまだ自分が先頭に立たないといけない場面が本当に多くありますが、やっと自分だけの会社ではなくなってきている感じがしていて、最近すごく嬉しいです。
これからの方向として、経営やその周辺業務以外はできるだけ仲間に任せながら、引き続き今まで以上のペースで拡大していきます。
今回の決断を機に異業種の経営を経験することで、ROCの美容業のお客様に還元できることが多くなったり、これから一生経営者として生きていく人間として、人の問題は避けては通れない問題なので、その辺りでも今回の店舗業の経営をする選択は、自分自身の大きな成長が見込めると思っています。
「会社は社長の器以上に成長しない」とよく言われるので、自分の器を大きくしていくためにもRelax Timeの経営経験を活かして、ROCを更に拡大していくつもりです。
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