アーティストの登竜門
9/21からNYに来ています!
9/1から借りていた部屋にやっとプチ引っ越しをして、23日にはAPOLLO THEATER Amateur Nightのオーディションに挑戦!!
3月の初挑戦以来2度目。
マイケルジャクソンやスティービーワンダーらを排出したことで有名な、アーティストの登竜門です。
1年に2回、10時から始まるオーディションには、早朝から何百人ものアーティストが行列を作ります。定員は300人ですが、もっともっと並びます。
朝3時に起きて5時から5時間並んで受けて来ました!
その甲斐あってエントリーナンバーは 33番。
いろいろ面白い出会いや再会もありつつの10時からオーディション開始。
結果は?「ハプニングの神様は私を離してくれない」
渡米前日までTV出演や新たな出会いなどが立て込んでしまい、密かに4月から思い描いていたバレエを組み込むパフォーマンスには到達できなかったので、断腸の思いで、現状一番クオリティを出せるピアノ弾き語りで挑戦しました。
出演者平均のレベルが前回よりはるかに高くてびっくり。
が、今回も審査は厳しく、持ち時間一人90秒でも、あっという間に30秒経たずに終了させられる人もいる中、いくつものアリエナイ珍ハプニングが巻き起こり爆笑オンパレードで、歌い切らせていただけました。
こんなハプニングだらけの人ほかにいないんですけど・・・なんで!?
日本でもNYに来ても、やはりハプニングの神様は私を離してくれないようです。
本日のハプニングお品書き
- 矢印付の数字なしリスト矢印付の数字なしリスト矢印付の数字なしリスト
- マイクスタンドがうまいこと留まってくれなくて恐ろしく時間を食う。スタッフさん苦戦。
- やっとマイクが定まってイントロを弾いた瞬間、エレピがトランスポーズで-1 のキーになっていて、すぐ演奏を止め、苦情。
スタッフさん再び苦戦。
皆さんを待たせて申し訳ないけど、弾いてるのと聞こえてるのが違うキーで演奏はできません。まったく違う曲になってしまいます。
- あまりの苦戦具合に、私の後の人が呼ばれて先にオーディション。
その間やっとキーが直り、私はステージ上ピアノの前にスタンバったまま待ち。
- そしてやっと出番!!と演奏を開始したら
今度はエレピの音が出ない!!
「はーい!はーい!弾いてますけど音でてなーーい」
とジェスチャーで訴え。
- 内心ほんとすみません、と恐縮しながらやっと演奏にこぎつけました。
途中で止められることはなく、90秒を無事に突破。が、最後の1声ロングトーンにさしかかったその瞬間・・・
それまで持ちこたえてたマイクががたーん!
と落ちてしまいました。ギャグのように完璧なタイミングです。
(声がのらなーい!)
の表情で場内爆笑。
- 私も思わず笑いながらピアノを弾きながら後ろにのけぞったら帽子が後ろに吹っ飛んでまた爆笑。
- 歌終わりで「Thank you」(終了の合図)が入ったようでしたが、テンションが上がりまくった私は聞こえなくてノリノリ全開!!アウトロのピアノまで続けてしまっていたら「誰か彼女を止めてくれないか(笑)」と審査員が言って、私の暴走がやっと止まり、大爆笑のうちに終了しました。
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