どうも、志村です。数日前から読書記録のサイトやアプリ始めてみました。まだどのコンテンツがいいかなーって模索中です。
自分で選ぶ本だけでは偏っていて新しい世界を開くには自分に合う他人のオススメを覗くのが一番です。
もし子供が「俳優やりたい」って言い出したら
そしてこちら。大塚明夫さんの著書「声優魂」。前々から読みたいなと思っていてようやく読めました。凄く面白いし読み進めやすいです。何より帯の「声優だけはやめておけ」。もうこの時点でグッと掴まれます。
よく、役者仲間同士で話すんですけど。もし子供が出来て俳優業やりたいって言い出したら賛成しますか?って。
私は…まだどちらとも言えないけど、とりあえず一度は、「お前さん冷静におなりよ」と言いそうです。息子ならば「将来他人を養う気があるのかい」と、娘ならば「一般企業でセクハラ扱いになるものもならないぞ」と。
この本の中で「生産社会で生きていけるならそっちのほうがいい」という内容が数回出てくるのですが、私もそう思います。
声優業と俳優業の大きな違い
特にこの本で知る、声優業の受身は役者のそれとはまた違い、なかなかのものです。
通常はお仕事の依頼があって出向くのですが、作りたいものがある時、ヒマな時、私たちにはまだ『自主映画』なる道もあります。監督発信でも役者発信でも「こういうの面白くない!?やってみたくない!?」という作品から賞レース用作品まで。
確かに声優さんはアニメーターさんなどを介してでないと『作品』というものがまず手元に降りてこないということ。読んでいてハッとしました。声のお仕事とは、なるほど、そういうことですね。分かっていたようで分かっていなかったこと、また、その通りだと思わさせられること、たくさんのご教示が詰まってました。
同業でなくてもあっという間に読み終われる良作なのでお時間あったら是非読んでみてください。
「待つのも仕事」。分かってはいますが、こういう本を読むとウズウズします。待ってる間にすることはたくさんある。私は今、この通り読書期です。
伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ最新作『AX』楽しく読み終わりましたなうです。
殺し屋シリーズ好きと飲んで語りたい気分。もうさ、ラストがさ、10年よ。言いたいけど言えないよ。