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「第5回」オーディションで大切なこと ツルノヒトコエ

チャレンジャー: ツルノヒトコエ
目標 :9月公演を全公演満席&成功させる(最初のページから読む

面接官を笑わすくらいの気持ち

前回に引き続き、オーディションをテーマにコラムを書いています。
合わせて読んでいただけると嬉しいです!

私が16歳、高校2年生の時にSKE48のオーディションに応募しました。
書類審査を通過し、2度ほど名古屋に行きオーディションに参加しました。

受ける人数が多く、面接は流れ作業のような感じで、審査員が10人ほど長机に座り、その前で女の子たちが並んで面接の順番を待っています。

面接では、面接官の心を動かさなければ話は始まりません。面接官を笑わすくらいでも良いと思います。

AKBのこと誰も知らないんですよ!だから私が四国に広めます!

その時「よし!」と思ったのが、「何でSKE48のオーディションを受けたの?」と聞かれ、私はこう答えました。

「私は高知出身なんですけど、テレビ局も少ないし情報が遅れててAKBのこと誰も知らないんですよ!だから私が四国に広めます!」

高知県は民法が2局しかなく、アイドルが出るようなMステなどもリアルタイムでやっていません。実際Mステに初出演が決まった時、名古屋出身のメンバーはめちゃくちゃ喜んでいたのですが、私はMステを知らず、温度差がありました…。

聞いたところによると別の曜日の深夜に何週か遅れでやっているとか…

高知の田舎ネタをぶっ込みつつ、私なら高知…いって四国かなぁという感じで、特に用意していた回答ではないのですが、面接官のおじさんは「ええ〜っ」って言いながら笑ってました。四国だけかよって突っ込まれたような気がしますが、今思うとそれくらいのテンションで良かったんだなぁと。

受かってから聞いた話ですが、その時の面接官は私のことを覚えていてくれて、面接点は良かったそうです。

心に刺す回答

どのオーディションでも志望動機は必ず聞かれますが、「私はアイドルが好きで、アイドルになってみんなに夢や希望を与えたいです!」って何千人の人が答えるか。

模範回答すぎて正直心に刺さりません。

今では、一緒にツルノヒトコエ(知らない方はぜひ1回目のコラムを読んでください♪)を創るために、ダンサー・シンガーオーディションを開催し、審査する側も経験しています。

私は、何の面白みもない模範回答が来た場合は、突っ込んで、その子の素を引き出そうとします。以前、アイドルグループで活動している子がツルノヒトコエのダンサーオーディションを受けに来ました。最初に言っていた志望動機は定型文すぎて忘れてしまいましたが、私はすかさず「本当のところは、うちらのファンを奪おうと参戦してきた?笑」って聞くと、

「まぁ…少しは」と言っていたずらな笑顔で答えてくれました。

スタッフ間で笑いも起きたし、その子は今でも引き続き出演してくれるようなポジションにいます。でもこれは、一人一人の審査や面接に時間をかけれる場合です。

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この記事を書いた人

ツルノヒトコエ

桑原みずきと桑原彩音が総合プロデュース・出演を務める、ダンスと歌を主体としたレビュー「ツルノヒトコエ」

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