私は初めてペット信託®という仕組みを知った時こんな方法があるのだと衝撃を受け、とても感動しました。
法的に保護された権利を行使する事ができるというのはとても強い安心感を持つことができるので、自分の資格を活かしてこんな素晴らしことが出来るという事に、実は初めて行政書士の資格を持っていて良かったと思った時でした。
母達が活動している野良猫を避妊去勢して地域猫として見守る「さくら猫」の活動も、その一部だけを見た人からは誤解され避難を受けたりしていて、精神的にも大変そうでした。
また、あちこちで目にする、動物の殺処分をゼロにというポスターを見ては、じゃあ、個人が具体的にどうすれば良いのかという情報がどこにもなくて、手軽に知る機会もないのではと思いました。
実際にまだ活用できるようになっての歴史が浅いということもあり、専門家などの一部の人の中で知られているだけで、活用されるどころか、知っている人はほとんどいない状態でした。
動物愛護の活動をしている一部の人の中だけで情報や知識が回っているだけで、本当に知る必要のある飼い主や未来の飼い主、又はブリーダーやペットショップなど、実際にペットと関わる人に早く届けないと変わらないと感じました。
このペット信託®を使えば、全ての飼い主ややペットを救えるわけではありませんし、人間に振り回され、犠牲になる動物達の事情は様々です。
どうしてもやりたいことに出会ってしまったら、動いてしまう
ただ、初めてペット信託®を知った時に「やりたいと思うことに出会えた!」という感じでした。
だから、もっと詳しく理解して自分の言葉で多くの人に「こんな方法が有るという事を早く話したい!」という気持ちだけが私を動かしています。
まだ広く知られていない事なので、不審がられて受け入れてもらえなかったり、動物に関わるビジネスをされている人達にさえ関係ないかのように流されてしまう事も多く、素晴らしいと喜んで受け入れてもらえると信じて疑わなかった私はすぐに打ちのめされましたが、最初に感じた「衝撃」と「多くの人に知ってもらいたい」という感情が、諦めずに頑張れる「原動力」となっています。