今年、新しく計画した事を行動に移していくと、その方面の仕事の相談が来るという、嬉しいことが続いています。
その1つとして、子どものいない夫婦に向けた生前の財産管理を含めた相続セミナーをしようと内容を考えていたのですが、その直後に知り合いの子どものいないご夫婦の奥様からご相談がありました。
一般的にはまだ早いと思われる50代のご夫婦です。
しかし、ペットとして犬を2匹飼っておられる事と、お互い違う仕事を持っていて現役で忙しく働いているので、そのうち考えなければと思いながらも中々話し合う機会がない。
「もしもの時」を考えると、何を話し合っておくべきなのか知りたいので、今のうちに一度話を聞きたいということでした。
私はその方に一度も相続のお話をしたことがなかったので、関心を持っていただいていた事はとても嬉しい出来事でした。
安心を手に入れることが「もしもの時の対策」です
寿命が延びていることと、健康に過ごせていることは、また別の問題です。
まだ早いと思うぐらいの時期に考え始めなければ「もしもの時」に備える事はできません。
生前の財産管理や相続を考えるといっても、人それぞれの家族のカタチによって問題となるポイントが違います。
一度考えてみると、それまでは気付かなかったことが沢山出てくるので、準備しておくことが具体的にわかってきます。
相手にもしもの事があった時にどうして欲しいのかを、ご夫婦が共に元気な時に、話し合いお互いの気持ちを確認しておくことが必要不可欠です。
最初は時間がかかり面倒なことかもしれませんが、早いうちに問題点を見つけて「安心」を手に入れることが、「もしもの時の対策」になるのです。
そうすれば、後は節目などに見直して、変更が必要な箇所がないかを確認すれば良いので負担はほとんどありません。
常に生前の最善の備えが出来ている状態になっている「安心」を手に入れることが出来ます。