リボーン・アート・フェスティバル
こんにちは。石巻の矢口です。
いま、石巻ではリボーン・アート・フェスティバルという芸術祭が行われています。
なんとこれ、51日間も開催され続けている芸術祭。
ミスチルなどのプロデューサーとしておなじみの小林武史さんを筆頭に始まったプロジェクトなんです。
51日間の非日常
今後10年間続けていく「アート」「音楽」「食」をテーマとした石巻らしい芸術祭です。
石巻に文化の遊び場が欲しいと思っていて、その一つとして「いしのまき演劇祭」を開催したい自分としては、まさしく夢のような企画。
7月22日の開催日以前から、石巻中では多くのアーティストや芸術家が訪れており、これまでよりも少し刺激的な、非日常的な日常が繰り広げられておりました。
ここは総合インフォメーションの「旧観慶丸商店」。
実はここ、歴史的な建物。
今回のためにリノベーションしてオープンした素敵な会場です。
てことで、リボーン行ってきた
つまり、この芸術祭は見逃してはおけん!ということで、終了間近でしたが行ってきました。
石巻市街地、そしてそこから離れた牡鹿半島(おしかはんとう:東日本大震災の震源地のほど近く)を舞台に行われており、かなりの移動距離と時間を要するため、一日ではすべての作品を見て回る事が難しいこの芸術祭。
今回は牡鹿半島と、沿岸部のエリアを回ってきました。
「いしのまき演劇祭」とは直接関係しませんが、この場所の文化やアートの盛り上がりの一つとして、ご紹介させてください。
ここからは写真が多めです(すべて見られなかったので、これでも一部)
これでもかってくらいに、海と山
まずは牡鹿半島の先端にある、御番所公園。
ここにはあの草間彌生さんの作品。
そして荻浜(おぎのはま)地区からほど近く、山を歩いて抜けた浜にある、名和晃平さんの作品。
こちらは芸術祭のメインビジュアルにも使用されている、おなじみの作品。
真っ白で凹凸のある鹿は、日の光で陰影ができやすく、見ごたえ抜群。
山道には、洞窟を利用したこんな作品も。
さわひらきさんの、「燈話」。
なんだか山のはずなのに、海の中みたい。
そして、閉校が決まってしまった荻浜小学校。ここも会場となっています。
学校そのものが懐かしい香りがして、ノスタルジック。
ここでは地元アーティストをはじめとした多くの作家のアートがありました。
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