初めまして。
兵庫県西宮市で、高校中退者のサポートをしている一般社団法人new-lookの山口真史といいます。
高校中退からでも様々な人生を選んでいける世の中を目指して、進学も就職もそのほかの道も、少しずつ整えていって現在5年目の団体です。
「高校中退」に対して厳しいまなざし
みなさんは「高校中退」という言葉にどのような印象を持ちますか?
活動していく中で感じるのは、まだまだ「高校中退」に対して厳しいまなざしです。
「さぼっただけでしょ」「もうちょい頑張ればよかったのに」「私には関係ない」「私はつらかったけど頑張ったのに甘えてる」という冷たいまなざしもあれば、「発達障害」「貧困」などなど「ケアしてあげないと」「ゆっくり休むんでね」という暖かすぎる応対もあります。
社会にはいろんな方がいらっしゃるので、どの見方も「それは違うでしょ」とは言えません。
私たちも、いろんな状況や背景を持っている高校中退者に出会います。
そんな中で、私たちは「高校中退」であってもそれ自体ですべてが決まるのではなくて、「そっからでもいける人たちは次に行こうよ?」というスタンスで関りを続けたいと思っています。
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