皆様お疲れ様ですー
木枯らしが吹いて…
…2017年も終わりですねぇー…
色々動いてるし、色々描いてるんですが、まだ発表できないんです!!
ので今回はヌルっと別のことを書きます。
マンガの象徴「オノマトペ」
「どん!」
「バキッ」
「ゴゴゴ…」
マンガならではの擬音(オノマトペ)。
福本伸行先生の『賭博黙示録カイジ』などの「ざわ…ざわ…」や荒木飛呂彦先生の『ジョジョシリーズ』の「ズキュゥウウン」「メメタァ」など、擬音自体が作家の作風となることも有るほどマンガの重要な要素を占める「描き文字」
僕も12回描いたブログの絵や前回紹介したドスパラさんの上海問屋の一コマ漫画でもわかるように商業作品でもガシガシと描いております。
激しいアクションシーンなら筆ペンツール、しっとりしたシーンなら細いペンツール、可愛い女の子の挙動なら丸文字ペンツールなどなど…
「弘法は筆を選ばず」と言いますが…僕は弘法ではありませんし筆ツールも便利なのが一杯有るんでシーンごとに切り替えて使い分けています。
毒にも薬にもなる「オノマトペ」
もともと字を書くこと自体は好きだったのですが、勢い重視で癖のある文体なので、お世辞にも「キレイな文体」ではありません。
ので幼少から親や先生に「もっとキレイに書きなさいよ!」と注意されていたため、自分の書き文字に自信が持てず、最小限しか描き文字を描かなかったのですが
ある時編集さんから「いや、山本さんの字、味ありますよ。もっと誌面に描いていいと思いますよ!」と言われたのとデジタル移行で描き文字を描くのが飛躍的に簡単になったのが相まって(アナログ時代は描き文字のフチを白く抜かなければなりませんでした)
隙あらば描き文字をガンガン描いてしまった所…
即効編集さんからメールが飛び込んできます。
「ごめんなさい、やりすぎです。目がチカチカして何が何だか…」
この「オノマトペ」適材適所であれば雰囲気をスマートに表現できたりマンガの迫力を増したり出来るのですが、容量を間違うとハチャメチャになってしまう…
まさに毒にも薬にもなる要素なのです。
…今現在でも「やりすぎです、描き文字削って下さい」と言われることもままあるんでバランス良い分配で描いていこうと思っています!
ではでは読んでいただいてありがとうございます!
今回はこの辺で!