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「第19回」芸術は模倣から始まる~アシスタント編~ 山本佳輝

チャレンジャー: 山本佳輝
目標 :マンガ一本で年収1000万!(最初のページから読む

皆様お疲れ様ですー
1月は行き2月は逃げると言いますが
日々お仕事をこなしてると毎日が早すぎる…

お仕事の合間を縫ってはオリジナルネームの修正やもう一本おオリジナルネームの制作を始めましたー

が、まだ色々確定してないのでこっち方面の事はまだ書けません!!

ので今回は1月に色々思うことがあったのでそれについて書きますー!

アシスタントで助けられて学んで。

皆さん「アシスタント」って聞いたことありますか?

狭い部屋に紙とペンがちらかった机の上、マンガ家を囲むように座って作業をしている人たち…

「トーン貼っといてー」
「ベタ塗っといて!」など
マンガ家が指示している様…
時々テレビで取材されたりしますよねー

現在、僕は一人で漫画を書いてネット経由で編集部にデータ原稿を送っています。
これは基本的に僕が一人で完成できる分量しかお仕事を請け負っていないからのですが

一昨年の12月、池田書店さんから出版された『マンガでわかる三国志』という書籍のマンガ部分の執筆の際
どうにもスケジュールの計算が立たずペン入れの一部とトーンのほぼ全てをアシスタントさんにお任せすることになりました。

「ネットでアシスタントを依頼できる時代かよ…」と
感嘆したんですが同時に出来上がったのを見るとほとんどは十分な出来だったのですが「あ、ちょっと違うなぁ、これ…」と思うことがありました。

それは技量云々ではなく「マンガでわかる三国志」は歴史モノだったのである程度色の配置や質感は三国志の史料に準じるべきなのですが
アシスタントさんと史料の共有ができておらず僕のイメージとは違う部分が生まれていたのです。

その本は僕の名前が表紙に出る本でした。
「この本の漫画部分は僕が責任をもっています」という意味と同義なので
違ったイメージを妥協して通せずその部分は修正することになりました。

アシスタント依頼の難しさを感じましたが結局、原稿の納品が間に合ったことで協力してくれた他作家さんに土下座したくなるほど感謝した事を覚えています。

アシスタントして学んで。

逆に僕も他作家さんのヘルプでアシスタント作業をすることもありまして…
16回の時にも書きましたが他作家さんの原稿を触るのが一番勉強になります。

加えてアシスタント作業は他作家さんの作風に合わせる為にトーンの使い方など細かく指示されたりトーンのレイヤーが残ったままだったりするので深く他作家さんの技法に触れることが出来るのです。

その中でも1月…より深く他作家さんの技量に触れる依頼が来ました。
「ある作家さんの絵柄を真似て完成まで作画して欲しい」という依頼。

今までのアシスタント作業よりより深いお仕事…
僕はこのお仕事を通して大事なことに気付かされる事となるのです…。

次回この顛末の続きを書ければなと思いますー!
ではでは読んでいただいてありがとうございます!
とりあえず今回はこの辺で!


この記事を書いた人

山本 佳輝

フォロワー数15の駆け出しの漫画家

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