皆様お疲れ様ですー
あっという間に月日が過ぎてしまいましたがプライベート何にも出来ねー!!!
個人的に楽しみにしてたゲームが立て続けに出てるんですが買うだけ買ってほとんど触らず…
まずは前回の続き!
よろしければ前回の記事をお読みいただければ嬉しいですー!
飛び込んできた「真似る」お仕事
日々色んなお仕事をこなす中、パチンコ案件というのもありまして
いわゆるお店のPOPでパチスロ台の紹介をするマンガのお仕事がありました。
僕はこのPOP漫画のネーム部分を多く担当し
作画は別の作家さんが担当されていたのですが
まぁ可愛くて上手い絵柄でして。
僕がざっと描いたネームが見違えたように可愛く、上手い完成原稿が上がってくるので
「あぁコレは勉強になるなぁー」と見るぐらいだったのですが
当然の如く可愛くて上手いマンガを描ける作家さんは多忙を極めるわけで
ある日、ネームを担当している僕に「この作家さんの絵柄を真似て作画してくれませんか?」と依頼がありました。
「こんな可愛い絵柄再現できねぇ…」と
一旦お断りしようともしたのですが
その時書いたネームが「戦姫絶唱シンフォギア」というアニメを元にしたパチスロ台でノリノリで書いてしまった為に思い入れもあり、
「じゃあ、やれるだけやってみます…」と請け負ってしまいました。
美しい原稿には理由がある
実際真似する、となった段でその上手い作家さんの原稿を改めて観察しました。
「カワイイなぁ、メリハリバッチリ」
「俺の絵柄より目が大きくて離れてるな」
「とりあえず最初は見ながら描いて…」
などと表面的な感想の末に気づきました。
「滅茶苦茶手間がかかっている…!」
髪の光影、目の表現、肌の照り返し…
すべて光源を意識して描かれている。
僕はデジタル塗りに関してはちゃんとはじめて2年ぐらいでして
あくまで単純な影と光を配置するぐらいしか出来ない未熟さだったのですが
このワンランク上の技量に直に触れることで「どうやったら見栄えが良くなるか」の答えを知りました。
「綺麗だなー」で終わっていた自分を打ちのめす技量の高さに「俺ももっと技量を高めたい!!」と
気持ちを新たに必死で見様見真似ながらも再現を試み始めました。
結局、編集さんに「もっと目を離して!」「顔が面長です!」など修正を受けながらもなんとか納品を完了することが出来ました。
明らかにただアシスタントをするよりも大変で苦労しましたが、色んな面で技術を学ぶことが出来ました。
これからのお仕事にバリバリ反映させていこうと思っています。
ではでは読んでいただいてありがとうございます!
今回はこの辺で。