皆様お疲れ様です。
立秋も過ぎ、暦の上では夏が過ぎ風あざみ…
僕はお仕事をしつつ、オリジナル漫画のキャラクター性を決めて「キャラクターデザイン」を始めました!
シルエットでも解るような『造形~ぞうけい~』
前回はキャラクターの「性格」について書きましたので、今回はキャラクターのデザインについて!
名作マンガのキャラクターには「一発でわかる特徴〈シンボル〉」があります…
- 『名探偵コナン』の江戸川コナンや蘭ねーちゃんの『ツノ』
- 『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリックの赤マントに鋼鉄の腕
- 『るろうに剣心』の緋村剣心の十字傷に逆刃刀
マンガは漫「画」…あくまで画が主役です。
一発でこういうキャラなんだな、とわかってもらうためにはキャラクターの「特徴」はとても有効な要素なのです。
立場に合わせたデザインを
どんなに濃いキャラクター設定を頑張って練り上げても特徴のないデザインにしてしまうとキャラの魅力を損ないます。
それを強く感じた出来事がありました。「17歳の女子高生」を主人公にしたネームを描いた時、『リアルな女子高生の髪型にしよう』とハイティーン雑誌の読者モデルぽい「ゆるふわ」な髪型に描いたのです。
描いたネームはいろんな人、編集者さんはもちろん、老若男女に見てもらい色んな視点からの意見を聞いてマンガの問題点を浮き彫りにさせるんですが、とある女子に漫画を見せた時…
女子「一つ文句言っていいですか?」
僕 「参考にするから教えて」
女子「主人公(女の子)の髪型が『フツー過ぎて』嫌です」
僕 「え、え?」
女子「この子を中心に事件が起きてイケメンに恋して…せっかくお話にのめり込んでるのに髪型がよくある感じで冷めちゃって…この子は現実にはいない髪型にして欲しいです…ポニーテールとかツインテールとか…!」
良かれと思って読モ風にした髪型が主人公としては没個性な髪型に映りキャラの魅力を損なっていたのです…!
キャラクターデザインはキャラ設定にふさわしいデザインにしなければいけない…
この事件以降…もちろんストーリーによりますが基本、メインとなるキャラには一発でコイツ!とわかる特徴(シンボル)を入れなければいけない…
そう固く誓った僕でした。
ただまぁ凝りすぎると、どこの田舎のヤンキーかと思うほどゴテゴテになるので気をつけているんですが…
絶賛キャラデザ中!
そろそろストーリーを練らなければ…
では今回はこの辺で!