皆様お疲れ様ですー
今回は僕が携わった新刊が出るんで、連載を持ってないマンガ家が普段どんなお仕事をしてるのかを書こうかと…
マンガ 日本の珍しい職業大百科発売!
宝島社さんから発売される新刊。
累計20万部突破の職業図鑑シリーズを手掛けた給料BANKさん監修の52の珍しい職業をマンガで楽しく紹介!
僕はこの本で20の職業のネーム(マンガの設計図)と5つのマンガのペン入れをしました。
書店、ネット等でお見かけしたら、是非お手にとって見て下さいー
アナタの会社のHPのマンガももしかしたら…?
僕が普段やっている連載ではない単発のマンガのお仕事は内容は千差万別です。
それは自治体の季刊誌に載るマンガであったり、企業のHPに載る会社のことを紹介するマンガであったり、今回のように「三国志」「古代文明」「世界史」「珍しい職業」などなど、テーマが絞られた単行本のマンガであったり…
ただ基本的にはクライアントが用意したプロット(漫画を作る前の台本)を渡されて、そこからネームを組み立て…
クライアントに提出、修正してGOが出るとペン入れをして納品…という流れは同じです。
反復練習で手に入れた「マンガのコツ」
3年前…
僕は連載漫画を勝ち取るべく投稿用のネームを描いていましたが、箸にも棒にもかからないマンガしか描けませんでした。
兎にも角にもストーリーのバランスが最悪、何を一番目立たせて描きたいかがハッキリしておらずスラスラと読むこともできない可燃ゴミを量産し続けていたのです。
しかしこのお仕事を始めた時、台詞まで指定されたプロットを好き嫌いなくマンガに起こす作業を何十回、何百回と繰り返したことで「コツ」を掴むことができました。
そのお陰か今回の「マンガ 日本の珍しい職業大百科」では…
僕「え?職業の情報からネーム起こすんですか?それって丸投げ…」
編集さん「基本情報は送るから!ヨロシクぅ!!」
お題をもらった瞬間にお話を組み立ててマンガにする「コツ」…!!
かなりキツかったですが20話作成!
2年間に及ぶネーム作業で手に入れた「コツ」…
とりあえず悩む前に数をこなすのが大事だったんだなぁと感じています。
スケジュールの問題で20話の内5話しかペン入れしてませんが、残りは他の作家さんが僕のネームをペン入れしてくれています!
重ねて
「マンガ 日本の珍しい職業大百科」
よろしくお願いします!
もちろん持ち込み用のネームも進めてます!
そろそろ何らかの報告を出来ればな、と…(意味深)
では今回はこの辺で!