みなさんこんにちは!!
先日、レイ法律事務所の佐藤大和・松田有加・松井貴法先生の新著「マンガでわかる 知的財産の新常識」を読みました!Amazonでも売り切れになっているようで、大好評の様です!さすがです!!
さて、知的財産というのは、例えば絵や漫画等を勝手にネットにアップされないように守られる著作権とか、自分の発明品を守る為の特許とかの事です。
知的財産は法律の話なので、なかなか入りづらいと思うのですが、タイトルの通り「マンガでわかる」なのでめっちゃ読みやすくて分かりやすかったです!!(僕も知的財産はほぼ勉強したことがありません笑)そして「新常識」の通り、最近良く問題になるような事が書かれているので為になりますね^ ^
前置きはここまでにして、本の内容はどんなものなのか、概観していきます!
色々ある知的財産
この本は第1章から第4章で構成されています。
第1章では、知的財産とはどういうもので、どんな種類があるのかが書いてあります。そして、それら知的財産が実際どういう場面で問題になるのかが、身近で色々な事例で紹介されています。例えば、芸能人の写真をSNSのアイコンにするのは「肖像権」という知的財産権の侵害になる、といった感じです!
やはり法律の話なので少し難しい所はあると思いますが、マンガで説明してくれてるし、元々の文体も分かりやすく書いてくれているので、全く法律に触れたことのない人でも理解できるようになっています(^。^)
第2章では、「知的財産権侵害のボーダーライン」というタイトルで、ある行為が侵害に当たるかどうかが場合によって変わるといったギリギリのラインの事例がたくさん書かれています!!
個人的に、「テレビで流行ったダンスを踊って動画サイトにアップしたい」というのは侵害行為になるのかどうかという所が気になりましたね!僕は上げたことないですが(笑)
「恋ダンス」って流行りましたよね。あれらをYouTubeなどの動画サイトにアップするのは法的にはどうなのかが書かれていて、関心しました!!
第3章では、実際に誰かに知的財産権が侵害されたら自分はどうすればいいのか、又それを防ぐにはどうすればいいのかが書かれています。例えば「自分が撮影した写真が、知らないうちに企業のサイトで使われていた」という場合に、その相手方に送る警告書の書き方が載っています。
こうやって実際に使える知識は良いですよね。法律を知ってるだけで使えないのはもったいないですもんね。
そして最後、第4章では、企業はどういう風に知的財産の対策をしているのかとか、現在も世界で問題になっている映画の海賊版等の模倣品といった事について書かれてあります。そういえばニュースで、中国でなんか顔が怖いドラえもんみたいなやつとか、不気味な顔の機関車トーマスみたいなやつとかが売られているのを見かけたことがありますね(笑)
おわりに
さて、本がどんな内容になっているかを、ざーっと紹介してみました!とにかく分かりやすいし読みやすいので、著作権や商標権、特許権等の知的財産権を知りたい、知りたいけど法律は難しそうという人にオススメです。それからもっと詳しく知りたいと思ったら、学術書の様な本にチャレンジしてみると良いと思います!
では!!